ループ処理(for)

今回はfor文についての解説です。
「for」文は使うシチュエーションが限られ、少し使いにくいですが、「for」文でしか出来ない事も多々あったりします。
基本だけは頭に叩き込んでおきましょう。

前回、書きましたが、「for」文の構文は以下の形になります。
・for文

for 要素代入変数名 in 要素
do
    ループ処理内容
done

では、早速書いてみましょう。
新たに「helloworld8.sh」を作成し、以下を記述してみて下さい。

#!/bin/bash

## ループ処理
## 変数「V_LOOP」へ要素を代入し、文字列出力
for V_LOOP in Windows Linux OpenBSD Solaris emacs sendmail
do
    echo "Hello ${V_LOOP} World!!"
done

実行すると、以下のの様になります。

# ./helloworld8.sh 
Hello Windows World!!
Hello Linux World!!
Hello OpenBSD World!!
Hello Solaris World!!
Hello emacs World!!
Hello sendmail World!!
#

概要は掴めましたか?
「要素」部分にある文字列を一つずつ「要素代入変数」に代入し、その変数を使って処理を行うのがfor文です。
while文でも同様の事はできますが、特殊なケースでは、for文にしか出来ない事があったりもします。

while文もfor文も、bashを使う上で無くてはならない処理です。
ループ文は基本中の基本とは言え、使い方を誤ると大変危険な機能でもありますので、しっかりと身につけておきましょう。

さて、今回で入門的な説明は終わりとなります。
主に制御構文の基礎的な物を中心に扱いました。
どんなbashスクリプトも、基本的にはここまでの説明の応用に過ぎません。
しっかりとマスターしておきましょう。

「bashスクリプト - 初級編 -」からは、もう少し実践的な事を説明します。
ここまでに扱った様な構文は全てマスターしているのを前提に、もう少し、各処理に焦点を絞って掘り下げていきたいと思っております。
数値演算やコマンド出力から必要部分の切り出し等、多少は実際の場面で役立つ物になるでしょう。